【穴馬探しのヒント】重賞で穴馬が絡んだレースを振り返る②【過去から学ぶ】
こんにちは。なぁ@競馬発狂中です。
今回の記事は、先月4月のJRA重賞競走で穴馬が馬券に絡んだレースをピックアップして、どんな理由で穴馬が台頭したのか?どの予想ポイントに着目すれば良かったのかを考察し、5月の競馬予想に役立てていこう!という内容の後編です!
前編はこちら
4月は11回重賞がありました。★マークを付けたレースは人気薄が絡んでいます。
その数は8レースということで、4月の重賞は馬券的に荒れた月だったと言えます!
04/04(土) ダービー卿チャレンジトロフィー G3 中山 ★
04/11(土) ニュージーランドトロフィー G2 中山 ★
04/19(日) 皐月賞 G1 中山 ★
04/19(日) アンタレスステークス G3 阪神 ★
04/25(土) 福島牝馬ステークス G3 福島 ★
04/26(日) フローラステークス G2 東京
04/26(日) マイラーズカップ G2 京都 ★
★マークのついたレース(後半)をピックアップしてみようと思います。
(数が多いので、2記事に分けています)
皐月賞を振り返る
04/19(日)には、2週連続のG1「皐月賞」が行われました。
中山 芝2000m(混合)を舞台にした伝統あるクラシック競争です。
1着 コントレイル 牡3 57kg 1人気
2着 サリオス 牡3 57kg 3人気
3着 ガロアクリーク 牡3 57kg 8人気
コントレイルとサリオスの一騎打ちの決着でしたが、
3着に滑り込みしたのが単勝8番人気のガロアクリークでした。
G2・スプリングSを人気薄ながら勝利しての参戦でした。
フロック視されて人気を落としていた印象を持っています。
ただ、調教は態勢万全な内容だったです。
2020/04/15(水) 南W 良 ヒューイットソン
- 67.9(15.1) 52.8(13.7) 39.1(26.9) 12.2(12.2) 外
ウインガナドル強めを5Fで0秒4追走1F併せで0秒2先着 6 馬也
それ以上に今回のレースは枠や馬場の利を上手く活かせたのかなと考えています。
当日は外が伸びる馬場で、1〜3着馬も外から伸びてきました。
ガロアクリークは大外枠⑯でした。そのため、道中は外めの位置で待機。
大外を周回するころは体力的に不利なのですが、当日の馬場では外にいたことが有利に働いたのかな〜?と考えています!
ガロアクリークについてはブログでもマークしていました。
アンタレスステークスを振り返る
04/19(日)は、ダート重賞「アンタレスステークス」も阪神で行われました。
G3・ダ1800m(4歳上)
1着 ウェスタールンド セ8 56kg 3人気
2着 アナザートゥルース セ6 58kg 7人気
3着 クリンチャー 牡6 57kg 2人気
展開は前が崩れて差し有利な状況でした。
その中でも先行勢で耐えたのが斤量58kgのアナザートゥルースでした。
前走は船橋のダイオライト記念を勝利、前々走は川崎記念5着の結果でした。
地方重賞で活躍している一方、前年度のアンタレスSの勝者でもありました。
ただ、斤量58kgは自身未経験のところがあり、やや人気を落とす要因でした。
あとは前走までは2000m以上のコースに参戦していましたが、今回は1800mと距離短縮の一戦であったことと、稍重馬場は着外無しという成績も持っています。
私自身も斤量を気にして、積極的なマークはできませんでした!
福島牝馬ステークスを振り返る
04/25(土)福島にて「福島牝馬ステークス」 が行われました!
G3・芝1800m(4歳上牝)、ローカル牝馬重賞ということで荒れますよね。
1着 フェアリーポルカ 牝4 54kg 3人気
2着 リープフラウミルヒ 牝5 54kg 13人気
3着 ランドネ 牝5 54kg 15人気
2着のリープフラウミルヒは重賞初挑戦の1戦でした。
ローカル戦では上位にやってくる能力はありました。
直近は東京や中山でも掲示板を確保し、前走美浦S(3勝クラス)で3着でした。
あと1800mの成績は14戦5回3着内、掲示板も多数なので得意な距離ですね。
これはイメージですが、鞍上の丹内騎手は福島競馬場でそれなりに掲示板内に絡んでいる印象です。
ランドネは全蹄鉄の打ち替えというアクシデントがありましたが、3着粘り込み。
直近成績は小倉開催のG3・愛知杯16着、G3・中日新聞杯6着、G2・府中牝馬Sは14着でした。
積極的には狙いにくいですが、愛知杯は重馬場、輸送の影響もあっただろうという理由で度外視可能ですし、G2クラスではないので府中牝馬の大敗も仕方ない状況ではありました。
あと、同馬は昨年の福島牝馬Sで6着(直線不利あり)なので、G3であれば一発に期待したくなる一頭という印象でした。
最終追い切りもアクティブでした。
2020/04/22(水) CW 稍 助手
- - 51.3(14.5) 36.8(24.9) 11.9(11.9) 9 仕掛
このレースは完敗でした!
マイラーズカップを振り返る
04/26(日) は京都で「マイラーズカップ」が行われました。
G2・芝1600m(4歳上)で安田記念へのステップレースです。
1着 インディチャンプ 牡5 58kg 1人気
2着 ベステンダンク 牡8 56kg 7人気
3着 ヴァンドギャルド 牡4 56kg 2人気
人気馬のフィアーノロマーノがレース直前で競争除外とはなりましたが、
恐らく除外が無くてもインディチャンプが勝利しただろうな〜という内容でした。
そんな一強の中で、単勝7番人気で8歳馬のベステンダンクが粘り込みの2着。
前走はリステッド・ディセンバーSが12着、G3・チャレンジCも11着と大敗。
年齢的な衰えもあるのか?という感じでした。
ただ、この馬は京都マイラーと言っても良いほど、京都1600mの成績が良いです。
10回出走し、3着内が8回という好相性でした。
直近は1800mや2000mを試して来ていたところでの得意条件でした。
展開も悠々と先行できることができ、見事にハマることができました。
最後に
穴馬を振り返ると、直近レースも過去レースもしっかり分析することで穴馬を見つけることができるんだな〜と思える一方、人気が極端に無いと心理的に除外してしまいたくなりますよね。
うまく取捨選択できるようになりたいものです!
4月重賞の振り返りは以上になります。
今後の穴馬予想の参考にしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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