【過去から学ぶ】フェブラリーS、小倉大賞典、ダイヤモンドS 振り返り
こんにちは。なぁ@競馬発狂中です!
今回は2月22〜23日に行われた、GⅠレース・フェブラリーS、
小倉のビッグイベント・小倉大賞典、長距離戦のダイヤモンドSの
振り返り記事になります。
いずれのレースも穴馬(穴どころかシンガリ人気の爆穴)が絡んでいるので、
その馬たちを中心に振り返ろうと思います!
- モズアスコットがダート2戦目でGⅠ制覇(しかも圧勝)
- 2着は地方重賞ではおなじみな超伏兵!
- 勝因を考えてみる
- 小倉大賞典はカデナが差し切り勝ち!
- ハンデ戦らしく軽ハンデ馬が2着!
- ミライヘノツバサが羽ばたいた!単勝オッズ325倍の逆転勝利!
モズアスコットがダート2戦目でGⅠ制覇(しかも圧勝)
フェブラリーSは東京ダート1600mを競う、ダートGⅠレースです。
今年のレースには16頭が出走しました。
今年はダート歴2戦で芝GⅠクラス馬のモズアスコットが圧勝しました。
レース自体は前崩れの展開で、差し馬勢に有利な状況でした。
展開もハマっての勝利でもありますが、二刀流馬の完成ということで、
今後の活躍も注目されるのは間違いないでしょう。
2着は地方重賞ではおなじみな超伏兵!
2着には単勝16人気のケイティブレイブが入りました。
地方中心で活躍している馬で、直近レースは1月29日の川崎記念、
2019年末の東京大賞典などに出走してきました。
いずれも上位人気に押されていますが、結果は掲示板外の成績。
また、過去のフェブラリーSにも出走していましたが、11着と6着。
東京ダート1600mの成績は「0,0,1,3」と相性抜群とは言えません。
ただ、調教自体は悪くない印象です(しかし、他馬も調教良いので眼中に入りにくい)
栗坂 良 長岡
- 53.1(15.0) 38.1(13.8) 24.3(12.0) 12.3(12.3) 馬也
勝因を考えてみる
ケイティブレイブの勝因は「展開と位置取り」かな?と個人的に推測しています。
同馬のレース中の位置取りは、中団やや後ろの9番手です。
8番手モズアスコットの背中を追うことができる位置取りでもあります。
レースのペースが速く、先行馬が崩れる展開で、差し馬有利な状況。
そのような状況下、3着のサンライズノヴァは4コーナーで15番手の位置にいましたから、中団に位置していたモズアスコットやケイティブレイブに利がありますね。
ケイティブレイブは先行することが多いのですが、今回は控えています。
陣営や長岡騎手の判断も素晴らしかったのではないでしょうか?
※詳しいコーナー通過順の情報は、JRA公式情報をご確認ください。
小倉大賞典はカデナが差し切り勝ち!
小倉大賞典は小倉競馬場で行われる、1800mハンデ戦重賞です。
このレースも前が崩れる展開で、後方にいた4番人気カデナが差し切り勝ちしました。
道中は内々の経済コースを周り、直線では外へ馬体を持ち出すことが出来ました。
カデナ自身の小倉経験は小倉記念の1戦のみです。
ただし、福島や函館などの小回りな競馬場で成績を挙げていました。
前走が中山金杯、前々走が府中・天皇賞に出走ということで、
若干の得意不得意さが出ていたり、相手関係もあるので大敗。
今回は得意な形状のコースに替わるということで、狙い目の1戦だったと思います。
ハンデ戦らしく軽ハンデ馬が2着!
2着は単勝10番人気のドゥオーモでした。
2勝クラスの小倉・玄海特別を勝ち上がってレース出走でした。
ハンデは斤量52kgですが、これまでは57kgや55kgを背負っています。
勝利した玄海特別55kg→今回52kgですから、軽ハンデなのは間違いないです。
また、小倉記念の当日芝の馬場状態は一応「良」でしたが、前日は稍重コンディション。
玄海特別は重馬場で勝利、若干悪い馬場も味方したのではないでしょうか。
さらに、ドゥオーモの1800m成績は8戦中「2,2,2,2」という相性抜群の距離。
穴馬としての要素は十分だと言えます。
※なお、ダビフレではドゥオーモをマークすることができました。
ミライヘノツバサが羽ばたいた!単勝オッズ325倍の逆転勝利!
2月22日に府中で開催されたダイヤモンドSは3400mを争う長距離重賞。
今年は単勝オッズ325.5倍というシンガリ人気のミライヘノツバサが差し切り勝利しました!
過去に2~3年前のGⅡ・日経賞やAJCCで2着という実績もありますが、
前走のリステッド競争・白富士Sは8着、札幌の丹頂S(2600m)は12着と、
積極的には狙いにくい直近成績でした。(ただし、復調傾向ではあった様子)
調教はまぁまぁといった具合でした。
南W 良 木幡巧
- 68.7(16.6) 52.1(14.1) 38.0(25.0) 13.0(13.0) 一杯
3400mコースのレースは貴重なので、距離適性の見極めは難しいですね。
また、今回のレースは差し切っての勝利でしたが普段は先行する馬です。
長距離で戦略を変えて来たあたりは、フェブラリーSのケイティブレイブと似ています。
(当日の戦略を予想するのは難しいですね。展開がハマるかもわかりません。)
今回の記事は以上になります。
展開がハマるかどうかの予想は難易度高めですが、
案外穴馬のヒントになり得る情報はたくさんありますね。
いすれ大穴馬券を的中できるよう、今記事を参考にしてみてください!